少額の Bitcoin Private(BTCP, ビットコインプライベート)がマイニングプールに残っていたので、これまで使ったことのなかった仮想通貨取引所の EXVO で売却してみました。EXVOを信用できそうかの検証でもあるので、本来は不要な BTCP の出金も試しています。
WAVI や Ringo(RIN)なども上場している取引所の EXVO については、KOTO 上場当時にどのような取引所なのかを調べているので、興味があれば参考にしてください。
EXVOの使用感ですが、Ringo(RIN)などのEXVOでしか取引できない通貨の取引なら、これからもEXVOを使ってみても良いという感じです。
ビットコインプライベートの入金・出金・売却
Bitcoin Private(BCP)は、Bitcoin(BTC) と Zclassic(ZCL) のチェーンからハードフォーク(HF)されたもので、今回のBTCPは Mining Pool Hub にあった Zclassic のHF分がプールに残っていたものです(0.09 BTCPだけ)。
そのため、最初にマイニングプールの Mining Pool Hub(MPH) から EXVO に BCP を出金しています。
Bitcoin Privateアドレスの取得
MPHから出金するにあたり、Bitocoin Privateのアドレスをもっていないので、まずはEXVOでBTCPアドレスを取得しないといけないですね。
EXVOログイン後にあるBalanceからBTCPのDepositを選び、“Generate Address” で新規BTCPアドレスを発行します。


無事に発行できました。この後に出てくる HitBTC で発行したアドレスと合わせてみると、BTCPアドレスは b1 から始まるアドレスのようです。
Mining Pool Hubからの出金
次はMining Pool Hub(MPH)からの出金です。
先ほど取得したBTCPアドレスを登録して、PoolのWalletに入っているBTCPを手動出金しました。


全額をCash outです。


これでMPH側の出金手続きは完了です。
トランザクションIDとEXVOへの着金
MPHでの出金から時間をおかず、EXVOでBTCPのTransaction IDが表示されました。


必要な承認数はよく分かりませんが、テンポよくConfirmationsの数も増えて、無事にBTCPが着金しました。


EXVOへの入金には全く問題を感じず、ここまでサクサク進んでいます。
EXVO自体を始めて使うので、念のため出金に制限や不都合がないかも確認しておきました。
同じBTCPを扱っているHitBTCに送金しています。
ここでも新規にBTCPアドレスを発行するところから始めます。


無事にEXVOから着金するところまで確認できました。入金だけできて、出金できない取引所ではなさそうです。


EXVOの送金手数料は 0.0002 BTCPで、HitBTCが 0.0010 BTCPだったことを考えると、EXVOの手数料は良心的だと言えそうです。
ビットコイン・プライベートの売却
再度、EXVOにBTCPを入金して売却します。
ちなみに、2018年5月6日現在、Bitcoin Privateを売却できる取引所は非常に少ないです。
Bitcoin Privateの取引所(CoinMarketCap)


HitBTCは大手ですが、その他は魔境のような取引所ですね。
さて、本題の売却ですが、今回はおかしな取引をしています。
- EXVOのBTCP価格は他の取引所価格価格の約3分の1です(当時)
- EXVOは1 satoshiから取引できますが、HitBTCは0.01 BTCPの取引からです
そのため、今回はBTCPを市場価格の3分の1で捨てています。しかも、HitBTCは取引ボリュームもありますが、EXVOは板がスカスカな状態でした。


今回は少量ということもあって十分な買い注文があったので、Taker として売り注文を出しました。


注文から取引成立まで一瞬で実行されて、取引履歴にもすぐ反映され、取引所としては申し分ない動きをしていますね。
売却レートは、1BTCP = 0.00167 BTC でした。繰り返しになりますが、この売却レートは他の取引所の3分の1です。ものすごい悪いレートです。


売却後、きちんとBTC残高も反映されていました。


最終的には、このBTCが出金できないと意味がないですが、もう少しEXVOを使ってみて、不要になったときはすぐに手を引きたいと思います。
突然夜逃げしたJamBTCの件もあるので、慎重になり過ぎることはないでしょう。
(2018年5月8日追記)
登録したTrezorのBitcoinアドレスに送金しましたが、Bitcoinの出金も全く問題なく行えました。


すぐに出金に出されたようで、TrezorでトランザクションIDをすぐに確認することができました。


そして、Conmfirmedが貯まったら着金しました。


送金手数料も国内の仮想通貨取引所に比べたら安いですね(今回は0.003 BTC)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事がEXVOを利用する判断のお役に立てば幸いです。