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先月(2018年7月)の話ですが、CoinPot(コインポット)に新しいお知らせが掲載されていました。
今回は、この久しぶりのお知らせについて、中身を要約して載せてみたいと思います。

“An update about increased fraud/cheating(不正行為の増加に関する最新情報)” という不穏なタイトルだったので、「CoinPotのサービス提供が終了する」という最悪の事態も想定してハラハラしながら読んでいましたが、公明正大に利用している人にとっては特に気にしなくても良い内容です。
複数アカウントやBot(アプリなど含む)を使うなどの不正利用に心当たりがある人は、CoinPotが何を発信しているのか見ておきましょう。今後、交渉の余地なくアカウント停止されるみたいです。
CoinPotからのお知らせ
実際のお知らせは下記のページに掲載されています。
An update about increased fraud/cheating – CoinPot(英語)
以下は要点を絞りつつ意訳したもので、下線などの文字装飾はこちらで付けたものです。
不正行為の増加に関する最新情報
公開日:2018年7月16日
(以下の内容はCoinPotおよびネットワークを構成する7つのフォーセットに適用されます)
これまで4年間に渡りフォーセット運営を続けてくることができましたが、その中でも不正行為への対応は最も時間をかけてきた課題の一つです。私たちは次のいずれかに該当するものを不正行為と分類しています。
ボットやその他の自動でClaimする仕組み
フォーセットの原資のメインは広告収益で、それがなければフォーセット利用者に高い還元を維持することはできません。もし、広告をバイパスする自動でClaimする仕組みを認めると、利用者への還元を低くせざるを得なくなってしまいます。
注意:AppleおよびAndroidの公式アプリはありません。もし非公式なアプリを利用している場合、ボットとして検知されてアカウントが停止される恐れがあります。
複数アカウント
不正利用者は異なるメールアドレス・IPアドレスを使って、複数アカウントを作ろうとします。1人1アカウントしか認めていないため、これはルール違反です。
実際には複数アカウントの検知は非常に簡単なことではありますが、現在でもこのような不正な試みは続いており、これを防ぐために時間と費用を費やす必要があります。
システムの悪用
言い換えると、ルールを回避しようとしたり、抜け穴を探して、より多くClaimできるように試みることです。当然、抜け穴は見つけ次第塞ぐものの、繰り返しになりますが、この対応にも時間がかかり、そもそも問題が起こってから気付くこともしばしばあります。
普通に使っていると全く意識しませんが、あの手この手で稼ごうとする輩が多いんですね。端末・アクセス元を変えての複数アカウントなんて、誰でも考えてできそうなことです。
現在の状況
残念なことに、この数か月・数週間の間にこれらの不正利用が急増しました。フォーラムなどを確認したところ、他のフォーセットサイトやフォーセットのネットワークも同じ問題に直面していることが分かりました。
事実、最大級のフォーセットの一つ freebitco.in(フリービットコイン) は広告収入からギャンブルに頼るモデルに変更し、アカウントの残高があるユーザーには本物のユーザーであることを証明することを求めています。Freebitco.inも然り、私たちが直面している状況からも、この問題が非常に深刻であることが分かります。また、もう一つの大きなフォーセット・ネットワークであるfaucethub(フォーセットハブ)も、不正利用を検知するためのシステムを用意しました。
この状況下でも、私たちはCoinPot(とフォーセット)の運営を続けるべく努力を続けました。もし不正利用を許した場合、私たちはすぐに事業を続けられなくなるでしょう。
このまま不正利用と戦いながら事業を続けるか、システムをシャットダウンして事業を終了するか、私たちはその選択に直面していました。幸い、私たちは皆さんが利用を続けられる決定をしましたが、それにはみなさんからの協力が必要です。
- 利用者はCoinPotを経由して登録してClaimを行い、CoinPotの「ポット」を利用してください。
- 利用者が出金を依頼したとき、出金まで最大で48時間かかります(実績としては10時間前後か、大体はそれ未満です)。
- この出金までの間、私たちはCPFA(下記参照)を使って不正利用の兆候がないかを検知します。
- CPFAにより不正の疑いがあるとされたアカウントについては、間違いがないように手動でダブルチェックを行います。もし利用が不正だと思われる場合、そのアカウントは出金をキャンセルしてアカウント停止します。
- それ以外の皆さんについては、依頼どおりに出金を行います。
不正利用は相当深刻な状況だったんですね。
単体サイトとしては世界最大手の FreeBitcoin(フリービットコイン) が色々と対策しているのは見ていましたが、Faucethub 程度の規模のサイトでも悩まされていたようで、フォーセット業界全体が抱える課題だったようです。
そして、FreeBitcoinがギャンブルに依存するモデルというのも感じてはいました。アドブロックしていなくても、広告はゼロな状態ですからね。
CoinPotはこの後に出てくるCPFAという不正検知システムでチェックを始めるということですが、何よりこういうところにリソースを割かなければいけないというのが、CoinPotにとっても真っ当な利用者にとっても損失ですよね(規模の小さなサイトは投資に耐えられないでしょう)。
CPFA(CoinPot Fraud Analysis)について
CPFAは過去数年にわたり独自開発しており、今では140ものスクリプトやパターンで構成される不正検知のシステムです。継続的に開発・定義の見直しを続けており、不正利用者を検知する新しい方法も見つけ、不正利用と正常な利用を正確に見分けられるようになってきています。もちろん、CPFAの中身を詳細にお伝えすることはできませんが、これにより不正利用者に対してかなり有利な状況にあるということをお伝えしておきます。
皆さんへのお願い
皆さんが利益を得られるよう私たちがCoinPotの継続を保証できるように、皆さんにはシンプルにルールに則った利用をお願いします。
また、RedditなどのフォーラムにCoinPotでの経験(引き出しの成功など)に関するポジティブな投稿をしていただけると助かります。これは私たちが発見した不正利用者によるネガティブな投稿への埋め合わせになると考えています。
みなさんへのお約束
代わりに、私たちは皆さんに下記のことをお約束します。
もしルールに則って公正に利用しているなら、
- CoinPotを快適に利用し続けられるようにします(もちろん、サービス改善や良いClaimレートの提供も)
- 出金のリクエストには48時間以内に対応します
- 質問にはメールで迅速に回答します
もし、あなたが不正利用をしているとしたら…
- 不正な利用を検知してアカウントを停止します
- 出金依頼に応じません。すなわち、これまでの時間を無駄にするということです。
- 時間の無駄なので、メールなどによる問い合わせにも対応しません。もし不正に利用しているのであれば、私たちからの反応がないことに驚かず、あなたが不正利用していると私たちが疑っていることを察してください。私たちはこれ以上関わり合うことを望んでいません。
不正利用者に対する断固とした決意ですね。
日本の金融機関のシステムも日々不正利用の脅威に晒されていて、CoinPotと同じように多大なリソースを割いて対応に追われています。そして、そこに費やされる時間や費用は、真っ当な利用者が負担しています。
CoinPotの場合は知らずに複数アカウントのような禁止行為を行ってしまう人も然り、軽い気持ちで色々と抜け穴を探す人もいそうな気がしますね。
「断固とした措置をとる」という強いメッセージが伝わってくる内容だったので、公明正大に利用している私たちはCoinPotを全力で支持しましょう。
英語圏の住民ではないので広告収益に貢献できるのか疑問ですが、私たちの利用でCoinPotの媒体価値が上がるといいですね。今後のCoinPot(とMoon系フォーセット)はもちろん、最大手の FreeBitcoin(フリービットコイン)の動きにも注目です。
CoinPotについては、CoinPotの基本的な使い方や実際の引き出し方法を記事にしています。
今回のCoinPot対応サイト中心にオススメの海外フォーセットもご紹介しているので、良かったら参考にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事がCoinPotの不正利用の防止につながれば幸いです。