前回、MultiCoin Faucet(マルチコイン・フォーセット) から FaucetHub(フォーセット・ハブ) にBTCの出金指示をして無事に着金しました。
今回は、FaucetHub から自分の ハードウェアウォレット Trezor に BTC を出金してみたので、その出金方法や着金までの時間などを書いてみたいと思います。FaucetHubから出金した経験ある人は少ないのではないでしょうか(私も2度目があるようには思えません)。
結論としては、今回も無事に着金しています。
FaucetHubからビットコインを引き出す方法
FaucetHubにある仮想通貨を引き出す方法ですが、MultiCoin Faucet と同じようなステップをたどります。
- 出金先のウォレットアドレスを登録
- 出金金額・出金先を指定
- 着金を待つ(出金処理は毎週日曜日のみ)
ここからの例はビットコインを引き出す場合のものです。
出金先のウォレットアドレスの登録
まずは出金先のウォレットアドレスの登録です。
ログインすると “Overview” のタブが開いている状態になっているので、その隣にある “Wallet Addresses” を選択します。


すると新しいアドレスの登録画面になるので、そこで出金先に指定するウォレットのアドレスと対象通貨を入力して、“Link this Address” をクリックすれば完了です。


正常に登録されると、アドレス登録画面の下部にあるアドレス一覧に表示されます。


全く覚えていませんが、私の場合は6か月前に登録していたようです。
無事にアドレスの登録が終わったら、次は出金の手続きに移ります。
FaucetHubからの出金手続き
出金の手続きは非常にシンプルです。
ログインすると、トップページ(Overview)に仮想通貨の Balance(残高)が表示されていますね。


その下にある “Withdrawal Balance” をクリックすると、そのまま出金依頼のプロセスに進むことができます。
画面上部のメニュー(タブ)にある “Withdraw” のタブを押しても同じです。


次は、実際に出金先や出金額を指定していくわけですが、“Submit Withdraw Request” の上にあるチェックボックスに注意してください。
出金に関する Terms of Use への同意なのかと思ってチェックしてしまいそうですが、これは「0.001 BTCを払って当日出金する」というオプションです。
必要ならチェックすれば良いですが、間違えてチェックして手数料を取られることがないように気を付けてください。


最後に “Submit Withdraw Request” のボタンを押せば完了です。


出金依頼画面のSubmitボタンの下に書いてありますが、FaucetHub側で出金の手続きを進めるのは毎週日曜日です。
そのため、出金依頼から最大で1週間待つケースもあるということですね。
さて、出金が正常に受け付けられると “Withdraw History” の一覧に依頼した内容が表示されます。


ここでも「引き出しは毎週日曜日に手続きが進められます」と書かれています。
あと、「とりあえず待て。簡単に問い合わせてくるな」ともあります(詳しくは原文を読んでください)。
FaucetHubからの出金手数料
少し脱線しますが、ここで FaucetHub からの出金手数料を見ておきましょう。
通貨ごとに手数料が異なるのですが、総じて良心的な手数料体系ということが言えそうです(CoinPot は全て無料ですが…)。
今回の場合、0.0004 BTCの出金で “Amounts Up To 0.0005 BTC” に該当するため、0.000003 BTC(300 satoshi = 2.7円)の出金手数料でした。
無料に勝るものはないですが、この水準なら惜しくないでしょう。
ただ、今はビットコインのトランザクションがスカスカだという事情もあると思われるので、またトランザクション詰まりが起こると手数料は流動的になるかも知れません。


手数料高騰は困りますが、個人的にはまた3万件の送金が詰まるくらい業界が活性化して欲しいです。
FaucetHubから着金
それでは話を戻して、実際に着金するまでの話に移ります。
私の場合、出金指示を出したのが日本時間の土曜日23時頃で、さっそく日曜日の夜には Withdraw History にある一覧のステータスが変わっていました。


“PENDING” から “QUEUED” に変わっています。
毎週日曜日に出金手続きされるので、今回のケース(土曜日に出金指示)はタイミング的に最速で進む形になったようです。
MultiCoin Faucet や Moon Bitcoinと同じGMT(グリニッジ標準時)を採用していると思われるので、日本時間の日曜日午前9時までの出金依頼であれば、GMTの日曜日中には出金手続きに進むと思います。
そして、出金先にしていたTrezorを確認したところ、月曜日の午前中にFauceHubからの引き出しが着金していました。


今回はタイミングが良かったので、出金依頼から1日半程度で着金まで確認することができました。
FauceHubの出金履歴もステータスが “SENT” に変わっています。


これで出金指示から着金までが完了したことになります。
MultiCoin Faucet で貯める道のりは長いものでしたが、そこからの出金はウォレットへの着金まで全て週末で終わってしまいました。
なかなかのスピード感で非常に満足のいく結果です。
いつになるか全く分かりませんが、今度はイーサリアムの出金に挑戦してみたいと思います。その日は来ないかも知れません(本当に貯まらないので)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が MultiCoin Faucet と FaucetHub の利用のお役に立てば幸いです。