(2018年4月20日追記)
こちらの記事はJagariCoin(JAGA)です。2018年4月16日にJagariCoinR(JAGAR)が誕生し、今後はジャガリコインRが主流になるそうです。
2018年3月10日に誕生したJagariCoin(ジャガリコイン)ですが、コイン制作者さんが作ったプールで数時間だけマイニングした記事を少し前に書きました。
なにやらマイニングプールの調子が悪かったそうで、その後すぐにメンテナンスに入っていたそうです。
そして本日、新たなドメインで再開されたのですが、ログインしてみたところ、なんと当時のマイニング報酬が入っていました!
初JAGAです!!


今のところ全く価値のないものですが、できたての通貨を手に入れられて少しうれしいです。
そこで、今回はジャガリコイン(JAGA)をGPUでマイニング方法を書いてみたいと思います(もちろん、初心者なので初心者向けです)。


JagariCoin公式 http://www.jagaricoin.tk
ジャガリコインのマイニングの参考になれば幸いです。
まずは事前準備を忘れずに
いつもどおり、マイニングの前に下記の事前準備を済ませておきましょう。
- JAGAアドレス(ウォレット)の取得
ウォレットは公式サイトTOPにリンクがあります。インストールしてください。
JagariCoin公式 - マイニングプールへの登録
私はJagariCoin制作者さんの公式マイニングプールを使っています。人いない。
JagariCoin-OfficialPool https://official.jagaricoin-pool.tk/index.php
マイニングプールはMPOSなので、下記のKOTOのプールへの登録とほとんど同じです。
JagariCoinのGPUマイニングを始めましょう
といっても、そもそもライトコイン(Litecoin)のコピーなので、Scryptというアルゴリズムをccminerでマイニングするだけです。
今回、マイニングする環境は以下のとおりです。
- OS:Windows10 64bit
- GPU:NVIDIA Geforce GTX 1060 2枚
これまでは、Awesome Miner経由でNiceHashとZpoolとMining Pool Hub(MPH)を使っていたので、ccminerを直接使うのは初めてでした(Awesome Minerが起動させているのは知っていました)。
まずはccminerのダウンロード
色んなアルゴリズムに対応しているccminerだけあって、どのバージョンをダウンロードしてもScryptには対応しているので大丈夫です。
私は一番メジャーな下記をダウンロードしました。
https://github.com/tpruvot/ccminer/releases


x86は32bit向けでx64は64bit向けですよ。いつも迷うので一応。
バッチファイル(.bat)を作成
ファイルの作り方
メモ帳やテキストエディタで新しいファイルを作って、拡張子を .bat にしてバッチファイルを用意します。


名前は何でもいいです。
コマンドの書き方
作ったバッチファイルにccminerを起動させるためのコマンドを入力します。
下記は私が実際に使っているファイルの内容です(プールは冒頭の公式を使っています)。
青色の部分は人によって変える箇所で、それ以外はコピペで大丈夫です。
ccminer-x64.exe -a scrypt -d 0,1 -o stratum+tcp://official.jagaricoin-pool.tk:3299 -u ToshiyaHayashi.eX -p password
-d はGPUを複数使う場合、使用するGPUの番号を指定するものです。1つの場合は省略できます。
-u はマイニングプールに設定した「ユーザー名」「 . (ピリオド)」「ワーカー名」です。
-p はワーカー名に設定したパスワードです。パスワードは悪用も何もないので、基本的にpasswordで固定しています。
あとはバッチファイルを実行するだけ
ccminerを直接起動させても意味がないので、バッチファイルから起動させます。
私の場合、最初に “2分待て” と出るので、しばらく待っていたらマイニングが始まりました。
yes! が出たら成功です。


難易度調整されていない状態でスタートするからか、ものすごい勢いで yes! yes! 言っています。
ちょっと気になっていること
いつも、GPUでマイニングするのと同時に、CPUでもBitZenyやKOTOをマイニングしているのですが、ccminerを起動するとCPUのハッシュレートが落ちます。
1割くらい落ちるので、ちょっと看過できない水準です。
Awesome MinerやNiceHashを使っていても変わらないのですが、何かCPUを使っているのでしょうか…。
最後に、、、すでに厳しい環境です
アルゴリズムがScryptということで、すでにASICが存在している世界です。
そのため、GPUで対抗するには厳しい環境だということを、事前に認識しいておかないといけないですね。
もちろん、まだ無価値であることも。
プール初日(3月19日)のハッシュレートは83万H/sでしたが、今は55万H/sに落ち着いているようです。


ひとまず、付かず離れず1日単位くらいでマイニングをして、また結果を共有したいと思います。