匿名通貨Kotoのアドレス取得方法(マイニング準備)

仮想通貨Koto(コト)のウォレット

 

2017年12月に誕生したばかりのKoto(コト)ですが、Twitterで投げ銭も実装されて、なかなかコミュニティも盛り上がっているようです。

コト(KOTO)

 

Ryzenでマイニングしても赤字になる状況のBitZenyよりも、今はKotoのCPUマイニングがイチオシです。

KotoのCPUマイニングを始める方法については、かなり詳しく説明しています。

マイニングファーム

KotoのCPUマイニングを始めよう(超初心者向け)

2018年3月5日

 

実際にKotoをCPUマイニングした結果も公開しています。
興味があれば読んでみてください。

国産仮想通貨のKotoをマイニング

仮想通貨Koto(コト)のマイニング実績を公開します(更新終了)

2018年3月3日

 

さて、マイニングを始めるにあたっては、マイニング報酬のKotoを受け取るためのウォレット(Kotoアドレス)が必要ですね。

今回は、そのKotoアドレスを手に入れる方法を、いくつか比較しながら紹介したいと思います。

Kotoアドレスとは

他の仮想通貨と同じで、Kotoにも送受信に使う「英数字で構成されるアドレス」があります。

KOTOの場合、k から始まる英数字35文字のアドレス(Transparent address)です。

ブロックチェーン上で誰でも送受信の記録が確認できるので、残高や送受信履歴などを世界中の誰でも見ることができます(できてしまいます?)。

下の画像は私のKOTOアドレスで検索した結果です。

Kotoアドレス ブロックチェーンinsight

Insight https://insight.kotocoin.info

 

こんな感じで残高が確認でき、トランザクションがあれば、この画面の下の方に表示されます。

Kotoウォレットの種類と使い方

アドレスを取得する方法は大きく分けて下記の2つです。

  1. オンラインウォレットでアドレスを取得する
  2. 自分のPCにウォレットのソフトをインストールする

 

オンラインウォレットで用意するのがダントツ簡単ですが、それぞれメリット・デメリットがあるので理解したうえで利用してください。

オススメはPCに自分のウォレットを作ることです。

1. オンラインアドレスを取得する(非推奨)

2018年6月30日をもってMakeWalletOnlineは閉鎖されました。
MakeWalletOnline公式ツイッター

 

急いでアドレスを取得したい場合など、一時的に利用するのが良いと思います(私もローカルウォレットを作る前に一時的に利用していました)。

オンラインウォレットは、Web上でアカウントを作るだけでアドレスを取得することができます。

KOTOオンラインウォレット

MakeWalletOnline https://makewallet.online/

 

ただ、運営者の素性が不明なサイトだったり、サイト自体のセキュリティが脆弱なサイトだったりするので注意が必要です。

オンラインウォレットのサイト運営者に秘密鍵も預けている状態なので、サイトが閉鎖されたら全て終わりです。

自分では復元も何もできません。

上記のMakeWalletOnlineも出金依頼を二重で払い出すバグがありました(運営者負担というアナウンスですが、KOTOに色はついていないので、ウォレットの滞留分を流用していても分からないですよね)。

2. ローカルウォレットをインストールする(推奨)

メジャーな取引所で取り扱いがあったり、ハードウェアウォレットがあるくらいメジャーな仮想通貨は別ですが、マイナー通貨は基本的にはローカルに自分のウォレットを作るのが一番おススメです(他に選択肢がない)。

Kotoウォレットの選択肢は2つ

「Ubuntuが云々でWindowsでLinuxが云々で~」というギークな人は公式サイトで調べてもらうとして、普通のWindows環境の人には下記の2つを使うという選択になります。

 

Electrumはモナコイン(MONA)などでも使われていて、ブロックチェーンを全てダウンロードする必要がないため動作が軽快です。

使ってみましたが、Electrumの特徴どおり、とにかく軽くて使いやすいです。

 

こちらはLinux向けのウォレットを、Windowsでも簡単に起動させられるようにバイナリ(ダブルクリックすればいいファイル。たぶん)にしてくれたものです。遅い。とにかく遅いです。

ソロマイニングに使う以外、普通の人は使う理由がないのではないかと思います。

1. Electrumウォレットのインストール方法(推奨)

まずは動作が軽快なElectrum(エレクトラム)のウォレットの導入方法です。

手順1. JAVAの最新版をインストールしておきます

ウォレットの公式サイトから最新版をダウンロードしてください。

Electrum for Koto https://electrum.kotocoin.info

Electrum for Koto ダウンロード

 

インストーラー版でもコンソール版でも、どちらでもいいと思います。

私は他のウォレットも含めて、インストールはしたくないので基本はコンソール版を使っています。

以下はコンソール版での手順です。

手順2. ウォレットの設定を進めます

基本的には何もせず “Next” を教えて進めれば大丈夫です。

ウォレット名称
ウォレットの種類
使用するシードの選択

 

途中で seed が表示されるので、これは必ずメモしておきましょう。

何かあったときにウォレットを復元する際に必要となるもので、次のページできちんと控えたのかを確認するために入力させられます。

そして、これが盗まれたら全てを失います。

seedの表示

 

前の画面で表示された「seedの入力」「パスワードの設定」を行います。

seedの入力
パスワード設定

 

設定が終わると、ウォレットが起動します。

手順3. KOTOアドレスを確認します

ウォレットが起動したら、”Receive”のタブをクリックしてください。

ウォレットの起動

 

“Receiving adress”に表示されているのが自分のKOTOアドレスです。

受信アドレス

 

とても簡単ですね。

2. Windows GUIウォレットのインストール方法(非推奨)

次に、Windows向けGUIウォレットでアドレスを確認する方法を説明します。

2番目に書いた以下のウォレットです。

 

とにかく時間がかかります。

手順1. JAVAの最新版をインストールしておきます

同梱のREADME_ja.txtには「JAVA 7が必要」と書いていますが、最新版の8で大丈夫です。

無料JAVAのダウンロード https://java.com/ja/download/

これも時間かかるんですよね。。。

手順2. RUN-FIRST_ja.batを実行します

RUN-FIRST.batをダブルクリックして実行します。

koto-run

 

ウォレットの起動に必要なファイルがダウンロードされます。

またしても、すごい時間がかかります。

手順3. KotoSwingWalletUI.jarを実行します

ようやくウォレットを起動できます。

KotoSwingWallet.jar をダブルクリックして実行してください。

koto-swing-wallet-jar

 

初回起動は死ぬほど遅いです。寝て待ちましょう。

KotoウォレットGUI

 

初回起動時にブロックチェーンを全て取り込んでいます。

その後も起動のたびに最新のブロックチェーンと同期する必要があります(起動が遅い)。

手順4. アドレスの確認方法

アドレスは下記のメニューから作成・確認でき、そのままクリップボードにコピーできます。

1. メニューから Own addresses を選択します

KOTOアドレスの確認方法

 

2. 新しいKOTOアドレスを発行します

通常アドレス・匿名アドレスともに、作りたいアドレスのボタンを押すだけで即時発行できます。

KOTO新規アドレス発行

 

さすがに、アドレス発行と確認は早くて簡単ですね。

最後に

無事にkから始まるKOTOアドレスを手に入れることはできたでしょうか?

発行されるアドレスはブロックチェーンに記録されたものなので、Insightなどでトランザクションや残高を確認することができます。

Insight https://insight.kotocoin.info

 

アドレスが手に入れたら、フォーセットでKOTOを受け取ってみたり、CPUマイニングをしてみるのも面白いと思います。

それぞれ関連する記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

国産仮想通貨のKotoをマイニング

仮想通貨Koto(コト)のマイニング実績を公開します(更新終了)

2018年3月3日
国内の仮想通貨フォーセット

無料で仮想通貨を手に入れる方法(国内フォーセット / Faucet)

2018年2月26日

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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