NiceHash(ナイスハッシュ)からビットコインを出金する方法

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以前、仮想通貨の相場が低迷している状況下、CPUマイニングではNiceHash(ナイスハッシュ)が一番収益性がいいという記事を書きました。

NiceHash(ナイスハッシュ)でCPUマイニングする方法

2018.05.23

 

実際、その後もRyzen7 1700はNiceHashでCPUマイニングを続けています。BitZenyやKOTOなどのyescrypt系の通貨も軒並み安いので、2018年10月18日現在でも状況は変わっていません。

NiceHash https://www.nicehash.com/

 

その結果、NiceHashのCurrent Balance(現在残高)が 0.01 BTC = 約8,000円 になっていたので、外部ウォレットに引き出し(Withdrawal)することにしました。

NiceHashのBTC残高

 

今回は、そのNiceHashからの出金方法と、実際に着金するまでの時間を書いてみたいと思います。

NiceHashから外部ウォレットへの出金方法など

出金方法の手順や着金時間も気になりますが、その前にナイスハッシュの手数料について簡単に説明しておきます。

0.001 BTCを超えるごとのPayout先をNiceHashのウォレットにして、そこから外部ウォレットに出す場合の手数料です。都度外部ウォレットに出すパターンは最も割高なのでオススメできません。

 

実は「出金手数料」以外にも手数料は存在しているのですが、あまり意識する部分ではないので、気付いていない人もいるかも知れません(MingerGateでよく言われる「ハッシュを抜いている」みたいな話ではありません)。

NiceHashの手数料

ナイスハッシュの手数料ですが、「外部ウォレットへの出金手数料」以外に「Payoutごとのサービス料」という費用が発生しています。

前者はいいとして、この後者の「Payoutごとのサービス料」が気になりますね。

 

ご存知のとおり、“Payout” は毎日19時30分から行われる日次の締め作業で、この時点でUnpaid Balance(未払残高)が0.001 BTCを超えていると、NiceHashの内部ウォレットに振り替えられます(実際には自分が指定した先への振り替え)。

そして、その振り替えられるBTC残高によって、サービス料が徴収される仕組みになっています。私の場合、いつもPayoutsが 0.001 BTC(0.1 BTC未満)なので、振り替えられるたびに 2%“Service fee” が徴収されていたわけです。

NiceHash内のPayout手数料

 

これを見れば分かるとおり、NiceHashウォレットではない外部ウォレットをPayout先に選択している場合、出金手数料込みで Service feeが 5% も発生することになります。

 

また、NiceHashウォレットから外部ウォレットへの出金手数料ですが、これも出金するBTCに応じてタリフ(料金表)が定められています。

今回はNiceHashの内部ウォレットから外部ウォレットに出金するので、0.01 BTC の場合は “Withdrawal fee” が 0.0001 BTC(2018年6月6日現在のレートで約80円) ということになります(下のタリフどおり)。

NiceHashから外部ウォレットへの引き出し

 

この手数料は送金依頼時に確認画面でも確認できます。

引き出す金額と送金手数料

 

出金金額が0.01 BTCだと1%相当なので、NiceHashウォレットへのPayoutで徴収された2%と合わせて、合計3%の手数料をナイスハッシュに払ったことになりますね(厳密には2.98%)。

常にpayoutで外部ウォレットに出金する場合の5%に比べたら割安ですし、可能な限り0.05 BTC以上までNiceHashの内部ウォレットに貯めてから出金したほうがお得という計算です。

NiceHashウォレットからの出金依頼

それでは本題の出金依頼に進みましょう。

 

NiceHashウォレットから外部ウォレットへの引き出しは、ログイン後に表示されている残高の下にある “Wallet”ボタンから始めます。

ウォレット残高とWithdrawalボタン

 

ウォレットに移動した後、“Withdraw”ボタンを押して出金依頼の手続きに進みます。

ウォレットからのWithdrawalボタン

 

引き出しの方法は2種類ありますが、Coinbase(コインベース)のアカウントへの送金は “Experimental(試験中)” となっています。

そもそも Coinbase は日本国内からの利用を認めていないため、ほとんどの日本人は上部の “Withdraw to my BTC wallet” を選んで、Coinbase以外の外部ウォレットを指定することになるでしょう。

引き出しのメニュー

 

外部ウォレットへの出金(Withdraw to my BTC wallet)を選択すると、次は「ウォレットアドレス」「出金するBTCの数量」を入力します。

出金先のウォレットを指定

 

私はハードウェアウォレットのTREZORで発行したBTCアドレスを出金先に指定して、送金金額はウォレットにある全額のままにしています。

 

“Add to withdrawals” をクリックすると、画面上は送金依頼の確定待ちの状態になり、「Confirmation codeを記載したメールを送った」というメッセージが表示されます。

まだconfirmation待ちの状態

 

自分のメールボックスを確認すると、NiceHashからメールが届いていました。灰色の背景色になっている code をコピーしておきましょう(ハイフンなども含めて全て)。

メールでconfirmation用codeが送られてきます

 

先ほどのWithdrawalsの一覧に “Confirm”ボタンがあるので、ボタンを押してcodeの入力に進みます。

codeをコピーしてconfirmしましょう

 

ここでは先ほどコピーした code に加えて、Google Authenticatorによる2経路認証も必要です。

Confirmation Codeを先に入力しておいてから、2FA Codeを入力して “Confirm withdrawal” で確定させましょう(逆にすると 2FA の有効時間を超える可能性あるので)。

codeと2FA(Google Authenticator)を入力

 

よく見ると、ウィンドウの最下部に「出金依頼の承認は手動で1日1回 日本時間19時~20時の間に行われます」と書かれていますね。今回、引き出しの操作をしたのが日本時間21時過ぎのため、この場合は翌日の19時以降に手動承認されるということになりそうです

 

確定後、Withdrawalsにあった依頼もキャンセルボタンのみに変わっていました。

NiceHash側の承認待ち

 

メールでも送金依頼が成功したという連絡が届いています。

受付完了のメールが届きます

 

あとは日本時間19時~20時からNiceHash側の承認があるはずなので、そのプロセスを待ちましょう。

NiceHashから外部ウォレットへの着金

実際の着金ですが、これはよくある話で「書かれている時間より早い」です。

 

サイト上にはnoteとして「19時~20時にNiceHashで手動承認」と書いてありましたが、これはバッファを読んで時間を書いていますね。

TREZORウォレットへの着金

 

少し見づらいと思いますが、日本時間18時15分に着金しています。NiceHash側の最新の履歴にも反映されていました。

NiceHashのWalletにも反映

 

書かれていたよりも早いです。

 

まったく不安はありませんでしたが、NiceHashからちゃんと送金されて入金されています。

マイニング報酬はNiceHashウォレットで貯めましょう

送金依頼も簡単で、実際の着金もスケジュールどおりに進み、さすがはNiceHashという印象でした。

 

引き出しについては何も心配する必要はない一方で、NiceHashであっても自己責任でリスクを把握しながら使うことが必要です。

大手で安全に見えるNiceHashですが、過去にハッキングで6,000万米ドル相当のBTCを盗まれていますし、失うと痛い金額をNiceHashに放置しておくのは得策ではありません。

 

そこで、NiceHashを利用するにあたっては、下記の2点に気を付けて利用することをオススメしたいと思います。

  • マイニング報酬はNiceHashのウォレットで受け取りましょう
  • 外部ウォレットに出金する残高を決めておきましょう

 

NiceHashに対して不安を感じるなら、Payoutごとに外部ウォレットに直接送金するのも考えられますが、残念ながらNiceHashウォレットに貯めてから引き出すよりも2%ほど手数料が割高になってしまいます。

そのため、自分の中でNiceHashから引き出すBTC残高の閾値を決めておき、そこまで貯まったら出金するようにしたほうが節約になります。私の場合、「0.01 BTC ごとに引き出す」ということを当初から決めていました。

 

差分の2%の手数料を大したことないと割り切るか、少しでも手数料を節約してNiceHashの信用リスクを負うか、これは自分が許容できるリスクの範囲次第ですね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事がNiceHashを使う上での参考になれば幸いです。




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