楽天トラベルのANA楽パックは本当に安いの?

楽天トラベルの楽パック

 

楽天トラベルの楽パックは航空券とホテルをセットで予約できるので、とても簡単便利でいいですよね。

楽天トラベル https://travel.rakuten.co.jp/

 

私は全日本空輸のANAマイルを貯めているので、使うときはもっぱらANA楽パックを利用しています。

ANA楽パック 自由自在の組み立て旅行

 

ただ、便利で簡単」なのと「得かどうか」は別問題で、実はホテルと航空券を別々に予約したほうが安いというケースが往々にしてあります。

 

以前、ふるさと納税で「面倒くさがりは損をする」という記事を書きましたが、これは楽パックを使ううえでも同じことが言えます。

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ふるさと納税はワンストップ納税を使わず1万円ずつ寄付がおトク

2018年7月25日

 

念のためですが、「ANA楽パックは損をする」というような話ではなくて、「手間を惜しむと損をする」というお話です。

楽天トラベルのANA/JAL楽パックとは

ご存知のとおり、楽パックを提供している楽天トラベルは、楽天市場を運営している楽天 が運営する旅行サイトです。

楽天トラベル https://travel.rakuten.co.jp/

2014年4月までは子会社の楽天トラベル株式会社が運営していましたが、今は楽天株式会社が吸収合併して運営しています。

 

その中でも「楽パック」はワンストップで航空券とホテル・旅館を同時に予約できるので、いちいち飛行機のチケットと宿を別々に取らなくてもいい便利なサービスです。

航空会社は日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)を選べるので、基本的に日本中どこの空港にでもアクセスすることができますね。

日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)

 

たまに連携しているフライト情報を取得するのに時間がかかったり、データ取得でエラーが発生したいりするのはご愛敬でしょう。

ANA楽パックはおトクなの?

楽パックを使えば楽天トラベルのサイトで航空券と宿の予約が完結するので、便利なサービスなのは間違いありませんが、実際に楽パックは価格的にもおトクなのか気になりますよね。

 

それを確かめるには、楽パックのパックをバラして、個別の価格を検証してみるしかないでしょう。

ANA楽パックとANAサイトの航空券購入&楽天トラベルのホテル予約を比較

前提として、「楽パックを使って航空券とホテルの同時予約」と、同じ条件の「航空券と宿を別々に予約」したケースを比較しています。

もちろん、格安航空会社(LCC)を使えば旅行代金は抑えられますが、そもそも使う航空会社が同じ条件ではなくなるので今回の検証とは別の話です。

検証した旅行プラン

「ANA楽パックの利用」と「航空券・ホテルの個別予約」を比較するために用意した旅程は以下のとおりです。

  • 大人1名 2泊3日
  • 2018年9月26日(水)~9月28日(金)
  • 東京(羽田空港)~北海道(新千歳空港)の往復
  • 札幌駅周辺のホテル

 

ちょっとした条件(これが価格のポイント)だけ付けて適当に作ったプランです。ちなみに、2018年8月1日現在で出発日の56日前です。

ANA楽パックの価格

当然ですが、条件を揃えるために全ての予約で往復便のフライト時間も揃えます。

全日空で予約する往復便の時間

 

ホテルのグレード(シングルルーム)や食事(朝食あり・夕食なし)も揃えます。

ANA楽パックで予約する場合の価格

 

まずは、ANA楽パックの航空券・ホテルで 税込79,300円 という価格が出てきました。

これが基準になります。

ANAサイトの航空券購入&楽天トラベルのホテル予約の価格

次は、ANAのサイトで航空券を購入し、楽天トラベルでホテルのみを予約した場合の合計金額を調べてみます。

 

まずは先ほどと同じフライトをANAのサイトで予約します。

ANA航空券の販売価格

 

楽パックで選んだのと同じフライトの航空券は 税込30,380円 でした。

 

次は楽天トラベルのホテル予約で、楽パックで選んだホテルの同じプランの部屋・食事を選択します。

楽天トラベルでホテルのみを予約する場合の価格

 

楽パックで選んだのと同じホテルの価格は 税込31,400円 でした。

 

ということで、航空券 30,380円とホテル代 31,400円を足し合わせると、合計 61,780円(税込)という金額になりました。

ANA楽パックと個別予約の比較結果

既に明らかではありますが、価格を並べてみましょう。

  • 楽パック 79,300円(税込)
  • 個別予約 61,780円(税込)

 

楽パックを使うケースと使わないケースで、なんと 18,000円 もの価格差が確認できました。

にわかには信じられないですが、本当だとしたら18,000円分も航空券・ホテル代で差が出るということです。

もちろん、その分だけ現地で使える予算が変わってくるという話ですよね。

 

実は、これは珍しいケースではなくて、私が今月予定している旅行(3泊4日)でも7万円弱の差がありました。

 

航空券は「指定できる座席(これは使うプランによって歴然とした差が出ます)」、ホテルは「確保されている部屋」などの違いが考えられますが、それを踏まえても「許容できる価格差ですか?」というのがポイントです。

「飛行機で座る席」や「ホテルの部屋の違い」に、この価格差を払う価値があるか否かの判断です。

例えば、複数名で行くときは、飛行機の座席指定で選べる座席の多さは重要になったりしますよね。

 

ちなみに、色々なパターンで同じように価格差を見ていたのですが、ある条件を満たすと楽パックを使わないほうが安くなります。

楽パックを使わない方が安くなるケース

楽パックを使うよりも、個別に航空券と宿を手配したほうが安くなるケースですが、ズバリ「出発までの日にちが長い場合」です。

要するに、前もって計画された旅行であるほど、楽パックではなく個別に手配したほうが安くなるということです。

 

楽パックの航空券料金が最安値の航空券を採用していないせいなのか、ANAの場合は旅割(旅割45くらいから)の最安値の航空券を選ぶと、楽パックよりも航空券・ホテルを個別手配した料金のほうが安くなることが多いという結果になりました。

航空券を安く手配できれば旅行代金は下がる

ホテルでも早期予約割引や空室状況による価格の変化はありますが、ホテルは航空券よりも価格の変動が小さいことが多いです(実務的にも、ホテル側が空室状況に応じて小まめに価格調整するのは大変です)。

そうなると、ホテル料金よりも航空券を安くすることが、旅行代金を下げるのが手っ取り早いポイントになってきます。

航空券の価格は非常に流動的

 

航空券を安く手配することができれば、旅行全体の料金を安く抑えることができるということです。

 

そして、航空券価格は需要予測などの多くのパラメータで価格が変動するようですが、それらの要素の中でも早期予約による割引が分かりやすく大きな影響があります。

ANAの旅割・旅作

 

早い予約ほど航空券が安くなるわけなので、旅割価格を適用していない(?)と思われる楽パックではなく、旅割で安くなった航空券を個別に手配したほうが安くなるという話ですね。

 

直近では「1か月後、羽田空港・福岡国際空港の往復、福岡駅周辺のビジネスホテルに1名1泊2日」を予約したのですが、これは楽パックのほうが4,000円くらい安くなりました。

 

とにかく、安易に楽パックを使うよりも前に、まずは航空券・ホテルの個別予約する場合の価格を確認してみることをオススメします。

結果的にトクすることがなかったとしても、「手間を惜しむと損をする」のは間違いないので、少しの手間を惜しまずにかしこく便利なサービスを使っていきましょう。

楽天トラベル https://travel.rakuten.co.jp/

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が少しでも旅行代金の節約のお役に立てば幸いです。




楽天トラベルの楽パック