楽天スーパーポイントで投資信託が買えるのを知っていますか?
期間限定ポイントや他社から交換したポイントは使えませんが、通常ポイントなら100ポイント(100円相当)から投資信託の買い付けに使うことができます。実際、使うのがお金(自己資金)ではなくポイントかつ少額から投資できるということで、投資自体が初心者の人にこそオススメなサービスでしょう。

2017年9月23日から開始されたサービスで、私も実際に使ってみたところ非常に便利だったので、金融機関に勤めるプロとしても全力でオススメしたいと思います。もし、これまでの通算獲得ポイントを全て投資信託にしていたら、私のiDeCoの運用実績からしたら今頃は数倍にはなっていたでしょう。

さらに、2018年9月3日からはポイントを使った投信購入が、スーパーポイントアップ(SPU)の対象になりました。楽天市場の利用者にとっては朗報ですね。
投資信託は元本割れリスクのある金融商品なので、現金より心理的に気楽なポイントを使って始めてみるのもアリだと思います。
ポイントを使った投資信託の購入方法
楽天スーパーポイントでの投信購入は楽天証券だけ
まず最初に、楽天スーパーポイントを投資信託の買い付けに利用できるのは楽天グループの楽天証券だけです。
楽天証券
楽天の起業戦略にある楽天経済圏のことを考えたら、これから使える証券会社が増えることはないでしょう。
楽天会員かつ楽天証券口座(の投資信託口座)があれば、誰でも簡単に始められます。
ポイント残高の確認から投信購入までワンストップ
楽天証券のログイン後画面からでもポイント残高を確認できるので、あとは購入する投信銘柄を探して手続きするだけで完了します。
楽天証券のサイトだけで完結するので楽チンですね。


投信の銘柄検索から購入の手順
ポイントを利用した投資信託の購入(投信の購入自体)は非常に簡単です。
- 購入する投資信託を選びます
楽天スーパーポイントどうこうよりも、これが一番悩むとこですね - 注文画面で「買付金額」を入力して「ポイント利用」を選びます
- そのまま画面を進めれば完了です
取引履歴でもポイント利用であることが確認できました。


あとは値上がりを待って、トータルリターンがプラスになるのを待つだけです。
使えない楽天スーパーポイントもあります
楽天スーパーポイントで投資信託を買い付けできるのは嬉しいですが、残念ながら一部のポイントは買い付けに充当できないようです。


期間限定ポイントが使えないのはいいとして、他社から交換したポイントもダメなんですね。
実際、「ぐるなび」から交換したポイントは投信の購入に使えませんでした。


楽天スーパーポイントは他社に1ポイント3円くらいで売っているはずで、その儲けがあるなら使わせてくれても良い気もしますが…。
ポイントが貯まったら投信購入のサイクルを
個人が資産運用で失敗しない一番簡単な方法は「積み立て」です。
ポイントが貯まったら投信を購入するサイクルを作れば、購入のタイミングが分散されることになります。
購入が不定期になるにしても時間を分散する「積立」の効果を得られることになりますね。
資産運用を始めてみるキッカケとして、楽天証券でポイントを使った投資信託購入は個人的にオススメです。
楽天証券
ポイント投資だけではそこまで大きな金額にはならないと思うので、儲けてやろう!というよりも、純粋にポイントの有効活用という側面が強い使い方です。
本気で積み立てるなら、iDeCoが絶対にオススメ
ただ、ポイントでの少額購入で積み立てていくのもいいですが、同じように投資信託を積み立てるなら、個人型確定拠出年金のiDeCo(イデコ)の利用が圧倒的にオススメです。


何と言っても他にはない節税効果があるので、長期の資産形成を本気で考えるなら最初にとるべき一手でしょう。
私が実際にiDeCoに加入してからの運用実績や節税金額などを公開しているので、ぜひ参考にしてみてください。こちらは爆益ですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が楽天スーパーポイントの活用方法の参考になれば幸いです。